アンチエージング、ガン、生活習慣病、免疫力の低下などにフリーラジカルが関係していることは、ご存知の方も多いと思います。
フリーラジカルの代表は「活性酸素」というものです。活性酸素は体内で細胞を傷つけます。そのため、細胞の老化が早まる場合があるのです。
もちろん、人類の先祖は地上に出て肺呼吸を始めたころから、活性酸素を防ぐ抗酸化酵素を持っています。
しかし現代は活性酸素が発生しやすい状況にあり、取り込みやすい環境にいるのです。
次に要因をあげていきます。
- 紫外線や放射線
- 大気汚染
- タバコ
- 金属
- 酸化された食べもの
- 電気製品
電気製品の他は環境に気をつけるしかありません。
電気製品は室内、出かけた先に多くあります。電磁波を扱う電子レンジ、テレビ、携帯電話や、高電圧が発生する冷蔵庫、パソコン、いやコンセントからも活性酸素は発生しやすいのです。
活性酸素だけを調べるのは大変ですが、もっと大きいくくりのイオンを調べることは簡単です。
イヤシロチとは、電気的に場を安定させるということが主眼ではないかと思われます。
普段の生活で考えると、確かに電気的に場が不安定な場所というものは静電気、フリーラジカルが多いのです。
イオン・メーター
この装置は写真の黒いスポンジ状のところでイオン/静電気を検知して、その相対的な強さを美しいカラーグラフで10段階表示します。
いや、静電気を調べているんですが、
「イオン・アナライザー」って名前にしました。
これで、電気的に不安定な場所を検知することができます。
これは愛用のパソコンiMacの前にもってきたところなのですが、結構、出てますね。(写真をクリックすると拡大します)
長時間パソコンの前にいると、やはり電位やイオンの影響を受けるのでしょうね。
世の中に活性酸素を防ぐ、マイナスイオン、活性水素などを含んだ対策グッズはたくさんあります。
しかし、家のどこで活性酸素を浴びやすいか、などについては、まったく無頓着ではありませんか。
健康的なつもりで走っているジョギングルートがフリーラジカルを思い切り吸うルートだったりしませんか?
見えない敵と戦うために、可視化する道具という感じがします。
調べて歩くと意外なところ反応するので、なにも知らないとオバケにでも反応しているのかと思ってしまいます。
原理
センサーはFET(電界効果トランジスタ)を使っています。FETはたいへん敏感で、ほんの少しの電位があると増幅します。
この装置はそのほんの少しの変化をLEDのバーグラフにしています。
ボリュームは電源電圧からゼロボルトの間での基準の場所を決めます。
ご存知のように静電気、イオンもプラスとマイナスがあります。この機器はマイナスを近づけると、バーグラフが減少します。プラスを近づけるとバーグラフが増加します。
したがって、どちらかわからない時には最初にボリュームを調整し、真ん中あたりまで点灯するようにしてください。
なお、センサーのFETはバイオフィールドの検知に進化しつつあります。
以下のような論文があります。
要旨:近年、高感度な生物学的検出できるFET型バイオセンサーの適用に大きな進展があった。その中でも、ISFET(イオン感応電界効果トランジスタ)は、電気バイオセンシング技術の中で最も魅力的なアプローチの一つである。我々は、過去数年間でこの分野における研究をしてきた。ここでは、主な進歩のいくつかを検討し、その用途の見通し、および目的、主な問題、アプローチと課題を議論する。
ISFETベースのバイオセンサーを開発し、拡張することにより、DNAなどの様々な生体分子について信頼性が高く、高感度な分析が可能となり、主な用途はタンパク質、酵素、細胞などを分析できるだろう。1 。はじめに
数十年の間、バイオの分野でシリコンベースのバイオセンサーが注目されている。
感度がよく、速度が早く、好ましい特性により、分析できる対象が広がり、小型化、低コストが期待できる。
例えば、核酸交配、、タンパク質同士の相互作用、抗原-抗体の作用などの生物学的事象を調べることが期待される。
これらはシリコンベースのバイオセンサ[1,2 ]を使っている。
これらの中でもイオン感応性電界効果トランジスタ( ISFET )は、最も人気のある電気バイオセンサーの一つである。
最初の小型化されたシリコンベースの化学センサとして紹介されて。 ISFET 、従来pHセンサとも呼ばれる、 (イオン濃度を測定するために使用されているH+またはOH-)ものは、溶液中でゲート絶縁膜上の界面電位が発生する。 ISFETは、電位差デバイスのタイプで、原理はMOSFET(金属酸化膜半導体電界効果)と同様の方法で動作する。したがって、 ISFETの性能を評価するためには、すでにわかっている電位差センサの動作の背後にある一般原則に基づく。ISFET装置の原理はまた、このレビューの第2章で覆われている。
1970年BergveldによるISFETバイオセンサーの紹介後、[ 3]、カラスやジャナタによるペニシリンの直接検出をするために、酵素用に変更しH+を検出した。ISFETの使用に関するH+濃度は、 DNA(デオキシリボ核酸)変性、DNAハイブリダイゼーションにより、細胞代謝感知または細胞外電位の測定を電位の変化として検出する。細胞ベースのFET例など数々のバイオセンサーは、ISFET技術の理論的発展に基づいている。。現在、 ISFET技術の使用は様々な分野において広範囲の用途があり、生物医学および地域環境モニタリングが特に注目すべきである。
以下、本稿では、ISFETを基本としたバイオ分析センサーの開発状況について考察する。
操作法
一台もって歩くと、かなり人の興味を引きますし、以外なところで反応します。
操作はスイッチ付きボリュームを回して感度調整するだけの簡単操作。
どちらかにグラフがあがりっぱなしの時は、センサー部分や(モデルによってはアース側端子も)をちょっと触ってみてください。ただし自分が帯電していると余計に飽和します。そういう時は、一度、電源を切って少し放置してください。
この装置は相対的な関係を表しています。
たとえば、装置全体がプラスに帯電していて、あなたがマイナスに帯電していたとします。
相対的に装置のほうが電位が高いわけで、グラフはなにもしないのに伸びたりする可能性があります。
(モデルによってはアースにタッチするポイントがついています)
真剣にイオンを見るというよりも、不思議なエネルギーに反応することで謎を呼ぶ装置としておもしろいものだと思っています。
ケースサイズ 約7cm x 3cm x 12 cm
単4電池3本で動作します。
注意事項です。
家庭内で電位がゼロのところって意外にないのです。
しかし、それが現実なのです。写真のような荒業ができてしまうのも、発電機と術者が同じ電位にいるからです。
私は相対的であるから意味がないのではなく、相対的な環境にいるのだから素直に知ることに意味はあると思います。
とても奇妙な動きをするので、
オーラの強さを測定している、
といって遊んでもいいと思います。
Youtubeに動作しているところをアップしました。
youtube http://www.youtube.com/watch?v=d36K9PMC-NU
使われた方の感想が集まりつつ有ります。
直接触れずにハンカチやミニタオルに置いて持ってるとグラフが激しく変動してくれました。
私の場合は(本体に)直接触れるとダメなことがわかりました。
ちなみに右手より左手で持つとグラフが固定し動かなくなります。
左手と右手とでは反応が違うことがわかりました。
なかなか興味深いですね。
新しい電池でも、最初は30秒ほど動くのですが、動かなくなります。
高尾さんと相談しているうちに、どうも私の体に問題がある可能性がありそうだと思ったりしました。
電池を抜き再度テストしたら最初は動くのですがまたしばらくしたら動かなくなりました。次に真ん中ほどの所にシグナルを合わせて私の手のひらに近づけました。
あら不思議、手に近づけるに従い反比例してシグナルが弱くなるではありませんか。触れていないのに手のひらに何か静電気の様なものを感じます。そのテストをしていたら今度はほかの機器に当てるとシグナルが増加する様になりました。そして、飽和しなくなりました。
どうしたんでしょうね?中々面白いです!やはり原因は私の手のひらにあった様です。真ん中辺りにして手のひらに近づけるに従いシグナルが減って行き、直ぐ手前で消灯してしまいます。段々離して行くと今度はシグナルが増えて行き元の位置に戻ります。テレビや冷蔵庫に向けるとシグナルはマックスになります。ようやく使える様になりました。
人により、電位の分布が違うようです。
以下は雑談です。
静電気、イオンを簡易的に測定する機器は長年試してきました。
アナログのメーターを使ったものもいくつか試作してみました。(たとえば、これ)
今回、LEDのバーグラフを入れてすごくおもしろい動きになったと思います。
さらに小型化のため、集積度をあげるために専用基板作ってしまいました。
もう、執念ですね。
こういうのって人に見せて
「え?なになにそれ?おもしろそう」
と言わせるだけの楽しさと、わかったつもりにさせない謎の部分がないとね。
マインド・クラフトの製品では珍しく、他人に見せてもおもしろいものではないかな、と自画自賛しております。