水素水の効能
マグネシウムだけの取り扱いをしております。
アンチエージングの手法のひとつとして、体内の活性酸素(フリーラジカル)を素早く中和するためには、体内の抗酸化酵素を活性化する方法と、水素の多い水を飲むという方法があります。
理論的な根拠があるのです。
またエステサロンで水素トリートメントをすると、
- シミが気にならない明るい肌になった
- 目の下のクマが消え、皮膚の透明感が増した
- ニキビ跡が薄くなった
- 髪にハリとツヤが出た
- 身体が温まり便秘が解消した
- 熟睡できるようになった
- 疲れやすさが減った
というような効果が巷ではうたわれています。
たしかに美肌効果があると毎日、水素水で顔を洗っている女性もおられます。
アンチエージング、美容に利くというのが、あながち勘違いといえないと思うのは、もっとシリアスな病気がなおる「奇跡の水」、たとえばドイツのノルデナウ、メキシコのトラコテ地方の水などは水素が豊富だといいます。
さて水素水を自分で作れば、新鮮だし、飲み放題、使い放題ですよね。
実験してみました。
これが大成功!
なお、以下をキチンと読まないでいきなり質問してくる人が多数おられますが、お返事いたしません。
原理を理解して実験することがマインド・クラフトの趣旨です。
意味を理解できない人は買わないでください。
原理などわかりたくない、頭を使うのは絶対にイヤだ、という人は他の業者さんの効果があるかどうかわからないものを購入して、力強く騙されているほうが心は落ち着きます。
水素水を作るポピュラーな方法は、義務教育の中学校の理科の実験で行ったように水を電気分解することです。水素と酸素がそれぞれの電極から発生します。
巷ではこの原理を応用した「水素水製造機」や「アルカリイオン水製造機」が多いようですが、水に含まれているカルキなども一緒に分解するので、水素だけを得る方法としてはあまりいい方法ではないな、と思っておりました。
もちろん、酸、アルカリ水などを取り出す大がかりな装置はそれはそれで意味があります。
風呂に入れるくらい大量に欲しいという方は大掛かりな装置以外は考えられないです。
ここではコップやペットボトルで水素水だけを作ることを考えています。
電気を使わなくても水から水素を取り出す方法はあるのです。
安全な水素水の作り方
高校の科学にもでてくる代表的な反応のひとつが以下の式です。
Mg + 2H2O → Mg(OH)2 + H2
これは「マグネシウムと水が出会うと水酸化マグネシウムと水素が発生する」と、読みます。
一緒に経過をご覧いただくことで、水素水の作り方を習得できますので、ゆっくりお読みください。
ただし、腎不全の人は用いないでください。高マグネシウム血症になることがあります。
ステップ1.準備
紐状になった高純度マグネシウムを使います。
(酸化マグネシムと普通のマグネシウムは違います。「酸化」がついてても一緒だろうという人は炭素と二酸化炭素の区別がつかない人です。)
これは入手したばかりのマグネシウムです。表面は空気中の酸素と結合し、どうしてもある程度酸化膜があります。
最終的に出来た水を飲むわけですから、この酸化膜(酸化マグネシウム)を除去するためと消毒のために、最初に酢を溶かした水に入れます。水で6-7倍程度に薄めた酢に入れます。
酢の品質にはこだわることは無意味です。たまたまあった米酢を使っただけです。(注意点があるので、後述します)
泡がどわっと出て、あやしいカスも出ますが、これらは捨てます。火気に気を付けてください。(図をクリックすると拡大します)
マグネシウムがピカピカになったところで終了です。
繰り返しますが、マグネシウムの表面がピカピカになればいいのです。
希釈した酢に何分つけるんですか、というような質問を送りつけてくることはやめてください。意味を理解して写真がゴールであることを認識してください。
注意点である、購入いただいた方からの失敗談です。
1.ミネラルウォーターなどの不純物の多い水をつかうと、マグネシウムに付着して取れなくなります。
しかし、純水、蒸留水は著しく不純物が少ないので反応は鈍いです。
(蒸留水が体にいいなんて誰が言ってるのかね。空気吸っただけでいろんなものを取り込んでいるんだけど? そういう人は酸素ボンベ背負って生活すべきだと思う。)
2.果実酢につけたらこうなったとのことです。
あまり強い酸につけないでください。
監視せずに酸に長時間放置しないでください。
溶け去ります。
また、果実酢など不純物が多いものにつけると余計な反応がすすみます。薄めの酢でじんわり15分程度汚れを落とします。
それでも、このようにマグネシウムリボンが見えていますから、なくなった!ということが明白にわかることは大事なことだと思います。
業者さんの中身の見えないカプセルでは、効果があるかどうかどうやって知るのでしょうか?
ステップ2. 水素水を作る
大きいボトルに水道水もしくはミネラルウォーターを入れ、マグネシウムを入れます。
しばらくすると泡が出てきました。先の反応式により、水素ができているのです。(図をクリックすると拡大します)
ミネラルウォーターで「硬水タイプ」のほうが水素がよく出ます。
気体は温度が低いほうが水によく溶けますからこのまま冷蔵庫に入れておかれるといいでしょう。
30分以上おいておいたら、一応、水素水の完成です!!!
ただし水素はすぐ抜けますから、早くお使いください。
ステップ3. 確認
ためしにフェノールフタレインで確認しましょう。水素が溶け込んでいるのであれば、アルカリ性になっているはずです。
ちょっと入れたら即反応! おおっ、期待どおりです。
ちなみに対照として、ふつうの水にフェノールフタレインを入れるとこの程度です。
なおマグネシウムは空気中に放置すると、また錆びますから基本的には水に入れっぱなしがよいでしょう。
水素水はあちこちで売られていますが、ご存じのように水素は原子の中でもっとも小さい物質です。
ペットボトルなどではかなり水素が抜けていくと思います。
保管はガラス、金属容器に入れておくべきだし、さっさと使いましょう。
ステップ4.メンテナンス
しばらく使っていると、マグネシウムは酸化マグネシウムが付着し黒くなります。
酸化マグネシウム自体は白色らしいので、不純物と共に表面に付着したようです。
酸化マグネシウム自体は別段、害がある物質ではありません。たくさんあると緩下剤になるらしいです。
ただし、腎不全の人は用いないでください。高マグネシウム血症になることがあります。
また、ステップ1で作ったような薄めた酢を作り、マグネシウムをつけてください。
2CH3COOH+Mg(OH)2→(CH3COO)2Mg+2H2O
と反応がすすみ、しばらくするとこのようにピカピカになります。
マグネシウムに戻るので、なかなかマグネシウム自体は減らないはずです。
まとめると、こういうことになります。
- まず、水で5-6倍くらいに薄めた酢につけて、消毒と酸化マグネシウムを除去
- 水素水にしたいミネラルウォーターに、マグネシウムをつける。30分ほどで反応が出る程度には完成する。
- 反応が悪くなったら、また酢につけてきれいにする。(2度めは短い時間でいいです。)
簡単ですし、長く使えますね!
しつこいですが、意味を理解せずに動作だけ猿真似することはやめてください。
製品
上記で使用している、実験用のマグネシウムリボンを1メートル単位で販売します。
マグネシウムは折っても曲げてもよいのであまり重ならないようにしてお使いください。
お買い上げくださった方からのご意見です。
さっそく、
画期的に安い!
とお褒めの言葉をいただきました。
そして、家人が洗顔に使ったところ
一発で顔のくすみが消えた!水素水すごい
とせっせと毎日、作ってます。
顔に蒸気をあてるスチーマーに入れてもよいようです。
試用していただいた看護師さんの話では、作った水は1,2日くらいで使い切ったほうがよいようです。
スプレーやスチームに入れるくらいなら使いきれないくらいできますから惜しまずに使えます。 また、以下のような劇的な話をいただきました。
4月の終わりに乳がんの手術を受け、同じ病室の肌のきれいな人が 水素水を使っていると聞き、水素水製造器と前から気になっていた シューマン周波数発生器を購入いたしました。 昨日、さっそく水素水を作って飲んで周波数発生器を寝室に設置し、 朝起きたら手術後1週間たっても残っていた手術跡の腫れがかなりひいていました。 半信半疑でしたが(すみません)1日でこんなに効果があるとはびっくりです。
こちらもびっくりです。 次は私も体験していた疲労回復です。
水素水ですが、毎日200ccほど作ってのんでおります。 新しく仕事に就き、6日間連続で勤務しても睡眠時間が以前より短くても、体が疲れません! こんな事は、以前には考えられない事です。 半日パートを5日連続勤務していた時でさえ、体が疲れて寝起きはすっきりしていなかったのに! 2週間使ってみて、やはり水素水のおかげかと思います。 ありがとうございました_(._.)_
いや、確かに美容だけじゃなく疲労回復します。
さて、いつものように困ったちゃんの話です。
「当店の水素水製造機は酢につけても劣化しません」という製品がマグネシウムを利用していれば嘘です。
なぜならば、水にマグネシウムをつけて水素を得るという反応は上記で説明したとおりに起きます。
ここでみなさんと一緒に写真で見てきた方法は、目で見える嘘偽りのない純粋なマグネシウムを利用しているからこそ、いろいろ起きる現象がはっきりわかるのです。
マグネシウムを惜しんでいろんなものと混ぜて、カバーをつけたものではなにが起きているかほとんどわかりません。
私もかつてマグネシウムを利用した製造機と購入しましたが、おそらく酢につけすぎてやらかした(マグネシウムが溶け出した)後もよくわからないまま使っていた経験があります。