男性にもある冷え性

長年、ビジネスマンとして多くの人に会ってきて気づいたことがあります。

男女を問わず冷え症はさまざまな問題を引き起こす

ということです。
つまり今の身体の状況が精神状態に大きく影響していることもあるということです。
多くの人がなんとなく自分は健康だと思い日々生活をしていますが、実に男性の61.5%, 女性の86.2%が冷え性だというデータもあるのです。(ネット調査会社 アイシェア 20-40台男女544人の調査結果)

女性の冷え症は知られており、それに月経前症候群のPMSなどが重なると、普段のその人ではないような言動をすることがあります。本人は自覚がないことが多いので、ましてや周囲の人はそういう人だと思い込み、人間関係(両親、兄弟姉妹、夫、子供など)に重大なトラブルを引き起こします。

本人は原因がわからないだけに抑制が効かないほどの近親者への怒りや暴言により、取り返しのないことをしてしまいます。また、原因について漠然としか自覚していないために同じことを何度もやってしまいます。
これは多くの精神的疾患と同様に、本人が完治したと思っていても治っていないことがあります。

ところが男性にも冷え症は、知られざる障害をもたらします。

うつ病の男性のかなり多くの人が冷え症を併発していますし、気が弱く言い負かされる、ここ一番ふんばりがきかない、頭の回転がよくない(血のめぐりが悪いと言われたり)といったネガティブな面も冷え症が原因であることが多いのです。

さらに、物事を前向きに考えられない、ちょっとしたことにヤル気がでない、など能力を損ねていることすらあります。
せっかくもっている能力が、冷えのために発揮できないということは悔しくありませんか。

残念なことに、冷え症は医学で認められたものではありません。
さらに、なんとなく女性のものであって男性の冷え性はないように思い込まれています。

まさに未病の状態であり、冷え症に対処することで不安や前向きになれない気持ちが変わることが十分にあるのです。

 

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