スピリチュアルな世界はなーんの公的資格はありませんから、名乗ったがちではあります。
チャネリングのプロになるにも資格は必要ありません。
ですが、トレーニングは必要です。
実力のないチャネラー、先生と関係をもつくらいならば、画像のようなDVDのほうがはるかにマシだったりします。
悪質なチャネラー、チャネリングの先生と関わらないようにするために、以下に私の独断と偏見をあげてみます。
- チャネラーになれると確約しない
ぶっちゃけなれる人となれない人はいます。 - 自分を選ばれた人だなんて言わない
プロのチャネラーは「おかげさまで」生きているため、誇りません - お金は当然のものしか要求しない
料金設定ははっきりしていますが、それ以外にあれ買え、これ買えなど言いません。
チャネリング自体は身一つでできることです。過程で音楽やビデオが必要であっても、それは料金のうちで総額表示じゃなきゃおかしい。 - 神の名前を軽々しく出さない
私のチャネリングの経験ですが、神様は普通名乗りません。それが慢心を生むと知っているからです。
そんなことより内容です。 - 下世話な話もできる
低い波動や金銭に無知ではプロではないということです - いちいち人のコントロールをしない
現象はスピリチュアルな世界の反映であるならば、スピリチュアルな世界に原因があることになります。
そこがよくなっているのならば、現象や行動も改善されます。私の体験でもそうです。 - 資格をもたない
本当にチャネリングできる、しかも他人をチャネラーにできるのに、なぜ、誰の資格が必要でしょうか?
そういう先生の資格は神が与えるものでしょう。 - 生まれ育ちで苦労している
これは不思議ですが、プロのチャネラーは人の弱さを知るため例外なく苦労させられています。
別に不幸自慢を聞けということではありません。 - メール講座など安直なことをやらない
私の経験ですが、チャネリングの技術は微妙です。メールなんぞでチャネリングできるようには絶対にならないです。
本書いていても、有名でも関係ないです。 - それなりの年齢
どれほど前世で修行していても、今世を理解することは大変で時間がかかります。 - パワーストーンなどの物質をもたない
チャネリングの先生って物質に固執しないどころか持ってません。 - セミナー、カウンセリングルームに神社(たとえば東京なら新宿十二社 熊野神社のような)のような清々しさがある
力のあるチャネラーが開催する場は凛とした特有の清らかさと緊張感があります。それは神社やよく管理されている寺院の気に似ています
陰陽師のところなんかは気が強すぎて、長時間、私はいられませんでした。普段、そんなことはまったく感じない私ですが。。。 - 常識を踏まえている
人は人とかかわって生きていきます。スピリチュアルな世界も現実世界と折り合いをつけて存在しています。
破壊的なことを主張するチャネラーは取り憑かれていたり、闇に飲み込まれている可能性が大きいです。
時々、チャネリングではなく動物霊に憑依されて、おかしな能力をもっている人もいます。
ちなみにしばしばチャネリングをコンシャスチャネリング(意識を保ったまま)と、トランスチャネリング(本人の意識がなくなる一種の憑依)に分類している人が多いですが、これはその人のチャネリングのタイプです。
どちらが正しいはないです。これは実地で学びました。
私はコンシャスチャネリングですが、終わったらあまり内容は覚えていません。レコーダーはあったほうがいいです。
知り合いにトランスチャネリングする人がいますが、彼女の現世での修行はいかに自分が自分を統御するかにあります。
最初、彼女は意識体を自分で追い出すことがなかなかできませんでした。
師匠はトランス状態の彼女の中で彼女に統御するように命じていて、それは横でみていてもビビるくらい、かなりハードなトレーニングでした。
したがって、どちらかを選ぶというものではなく、ありようで決まると言っていいと思っています。
そしていつもながら思いますが、チャネリングを分類したり、繋がった存在を評価してみたり、言葉でいろいろ評論、感想を述べたところで虚しいだけです。
チャネリングそのものではなく、周囲を歩きまわって、頭でいろいろ考えてみたところで、それは畳の上の水練であって、実際にやらなければ単なる時間の無駄遣いです。
泳ぐことと同じで、チャネラーとそうじゃない人の間はそれほど大きなものではありません。
いや、むしろ、すでにやっていたことを「あぁ、あれかぁ」と意識するだけで終わるかも知れないくらいです。
そういう人にとってはいろいろ考えていたことが、すごく遠回りだったということになります。
もし、あなたの周りで見つかるチャネリングの先生がよさそうでないならば、あなたにはチャネラーになる時がまだ来ていない可能性が高いです。
恥ずかしながら、私が1/3くらいやらされるようにチャネラーになったのは50歳を過ぎてからだったのです。
時至るまでムリしないことです。
自分でやってみる初歩的なチャネリング
簡単な占いについてfacebookに書いたら思わぬ反響があり、やはりこういうこともお知らせしていったほうがいいのだな、と改めて思いました。
ここでは初歩的なチャネリングについて書きます。
- スピリチュアルな存在について
- 外応、辻占というスピリチュアルな占い方法
- カードリーディング
について書きます。
1.スピリチュアルな存在
みなさんは霊的な存在と交流をしたいと思うでしょうか?
そういう精霊は大別して6通りいます。
ひとつはこの世を作った存在。いい例は「神との対話」などかな?雰囲気を知るには翻訳ものより英語版がいいです。
ひとつは精霊と呼ばれる、自然に存在している霊。シャーマンはもっぱら精霊との交流を目指しています。
次に多くの宗教で祈り出された霊。ほとんど人類初の宗教と言える古代エジプトの神々など。ここには過去に祭られても忘れ去られた宗教の神々も含めましょうか。
次に天使。多くの宗教で天使は語られるのです。
ただし、天使の種類はとてもたくさんです。
さらに人が亡くなってから神になる。日本の神道ではよくある話ですが世界中の神話でもしばしば起こります。
それから異星人。
私が神々から聞いたことは
「宇宙はいろんな存在がいる。ひとつしか存在できないほど狭くはないよ」
だから、どれが真実かなどと決めつけないでください。
どれもありえるのです。
さて、これだけ様々な神々がおられ、一応、聖なるものとされていますが、当然、逆の象徴もいますよね。悪魔とか邪神とか。
でもね、これらの存在は神のバリエーションに過ぎません。だって邪悪な存在って宗教で使う脅しには最高のアイテムですよね?
で、そういうものを欲する人がいるから存在するのです。
ちなみに悪魔崇拝必須のアイテムのドクロの意味は、人生は虚しい、どんな美人も最後には土に帰るってことです。日本でも九相図というものがあります。
どの神様ともあなたが対話すること(チャネリング)は可能です。
従来の宗教は、専門家を通してしか、私たちは聖なる存在と会話できないとされていました。
今でもその思い込みを利用しているチャネラーはたくさんいます。
そういうチャネリングには致命的な欠点があります。
そのチャネラーのレベル以上のメッセージが降りようがないのです。
よい例かどうかわかりませんが、ここに英語が堪能な帰国子女がいるとします。ただし彼は勉強が大嫌いで中学生レベルの学力しかありません。
彼が通訳としてcovid-19の治療について通訳できるでしょうか?
できるわけがありません。基本的な専門用語も概念も知らずに翻訳は無理です。
同様に霊的な存在の思考を言葉としてあなたに翻訳する人の霊的なレベルはとても重要なのです。
私事になりますが、私がチャネラーになろうと志した最大の理由がこれです。
ビジネス上の難しい問題をビジネスを知らないチャネラーを介しても意味がわかりません。
「神との対話」に「言葉は最後の手段として使われる」は本当にそうなのです。
じゃあ、どうやってチャネリングするか?
まず、グランディンクしてください。
意味がわからないなら、まず、googleなりで検索していろんな方法を見てください。そのなかで自分がやりやすい方法を見つけてください。
基本中の基本です。
たまたま最初からグランディングできちゃってる人は多数います。
世の中に居場所のある生活ができて、ポジティブに将来を考えている人はグランディングできています。
スピリチュアルの世界はとても多くの人が耳年増です。
評論する前に行動しましょう。
グランディングして、瞑想します。
そしてあなたの質問を天に投げると、必要な霊的存在がやがて答えてくれます。
これが初歩的なチャネリングです。
答えが帰って来にくい時には、次の「外応」を利用した占いが役立ちます。
2. 外応、辻占というスピリチュアルな占い方法
もともと私達は霊的な存在に囲まれています。
なぜそれを理解できないかというと、親や学校や友達に「自分」と「他人」という線引きを厳しく教えられてきたからです。
たとえば、人のものを取ってはいけません、と自他の区別を明確に決められます。
ずーっと自分と他人の違いを刷り込んできました。そうじゃない民族もいるのですが、話がぶれるので続けます。
しばしば自分の大きさって変わりますよね。
たとえば、親子で出かけている時、他の親子と「自分たち」は違う、と考えます。デートででかけている時、座る場所を一人分しか探さない相手ならさっさと別れたほうがよく、普通は二人で座れるところを探します。その時に自分とは二人分のはずです。
辛い目にあっている人がいて助けたいと思う時、自分だけじゃなくその人と共感し、助け合おうとします。
さらに広げると学校のクラスメイトや職場のチームを自分と考えることもあります。「ウチの会社」という言葉をよく使いますよね。
すでに自分のサイズを変える技術は習得しているにもかかわらず、エゴが自分だと思い込むから孤独感にさいなまれるのです。
膝をかかえた自分という肉体ですら、物質的な事実として、食べて代謝している限り、あなたの中のすべての物質は入れ替わっていきます。
あなたがあなただと思っているものは、考え方で変わるのです。
この考えを広げてみれば、気づくことはたくさんあります。
広げられない理由はただひとつ。あなたのエゴが恐怖をあなたに語るから。
起きてもいない恐怖をあなたに知らせるからです。
自分という者の認識を広げてみましょう。周囲もすべて自分の一部である、と。
すると簡単なチャネリングができます。
まず今、知りたい疑問を明確にしてください。
こういう時代なので、スマホのメモに書けるくらい明確にしてください。
そしたら、矛盾していますが、スマホを切って、人が多いところに出かけます。
あなたの周囲は、今まであなたが思っていた、赤の他人が偶然さまよっているのではありません。
あなたが理解できなくても、この世界はあなたの一部なのだという感覚をもってください。
本屋とかスーパーマーケット。そこでの人が言っている言葉を聞きます。ひょっとしたらなにか事件が起きているかもしれません。
それが質問への答えです。
これは占いでは「外応」とか「辻占」と言われていますが、占いは動作原理を教えてくれません。
それを見せてくれているのは、あなたを囲む霊的存在です。
自分と周囲の見えない関係を意識すると、シンクロニシティもどんどん起きます。
あなたを守っているハイヤーセルフや守護霊は「!」というアハ体験で悟ってほしいのです。
具体例をあげます。(いろんなサイトにあるものを借りさせていただきました)
例:彼の気持ちが見えないと道端にたたずんでいました。見知らぬ子供が走り寄ってきました。大丈夫です。将来があるのです。
スマホを見ていても、これらの予兆は現れません。あなたの現実を見なければ、なにも起きません。
そして問いを持っている限り、何度でも答えは与えられます。
読んでいるだけではなくて、必ずやってみてくださいね。
トレーニングをしなければ、あなたの意識とハイアーセルフや霊的な存在の助けを感知することがうまくならないです。
必要なことは、「私にもできる」と根拠のない自信をもつことです。
何度かこの占いが成功したら(ほとんど成功します)、根拠のある自信に変わります。
そうすると、自分はひとりではない、という確信が得られ、スピリチュアルの道を信じる気力がわきます。
3.カードリーディング
もっと繊細な情報を神々から伝えて欲しい場合、カードリーディングをすることができます。
Amazonなどで「オラクル・カード」で検索すると、さまざまなカードを見つけることができます。
ドリーン・バーチューはエンジェルビジネスから手を引いたということですが、彼女の作ったカードは秀逸です。
彼女が去った理由は依存する人に疲れたからだと思います。
私は今は売られていないアセンデッドマスターのカードを使っていますが、素晴らしいといつも思います。
なにがいいかというと、神々が多岐に渡っていることと、その神についての象徴的なコメントが素晴らしいのです。
オラクル・カードを選ぶ時に、さまざまな神々やエンジェルの力を象徴しているカードを選んでください。
パワーストーン、ルーン文字、動物などあなたが神々としてイメージしずらいカードでは霊的存在の力を得ることは難しいと思います。
当たり前ですが、カードには作者がいます。
いくつかのエンジェルや神々が集まっているカードはカードの作成者がお願いをしているからまとまっているのです。
反目する神々がひとつの場所におかれていても、リーディングの環境はできません。
日本人の作るカードはこのあたりについてどうなのか、私は疑問です。
だから、カードは有名なシリーズのほうが安心できます。
こう考えるとやはりエンジェルがもっとも扱いやすい象徴ではないかと思います。
エンジェルは聖書でも「み使い」と呼ばれ認められた存在ですし、イメージしやすいと思います。
カードの紙質は当然、分厚いものにしてください。ペナペナでは何度も使えません。
かつ、新品を入手してください。後ほど説明しますが、オラクルカードはあなたのエネルギーを必要とします。
使ったものの浄化はとても難しいです。セージの煙ごときで他者のエネルギーを完全に取ることはできません。
さて、カードリーディングですが、
まず購入したカードのパッケージを一人だけの部屋で開けます。他人がいるとスピリチュアルな存在の呼び出しは難しいです。
そしてカードを一枚、手にとってください。
そのカードの解説を読んで、役割を理解してください。ちょうど、初対面の人にあい、どんな人かの紹介を受けているようなものです。
集中力が続かなくなったら休んでいいですから、すべて一枚ずつ手にとって会ってください。
この作業でカードの一枚一枚にあなたのエネルギーが伝わります。
つまり、カードはもう極力、他人に触らせないことです。
実際のリーディング方法に移ります。
まずカードをかき混ぜます。この時はまだ質問をもたなくてもいいです。
かきまぜたカードを束ねます。
そのカードを前にして、質問を決めてください。
その質問を、カードをまとめている存在に感謝とともに、答えを祈ります。
祈った後、カードを裏返しのまま広げます。
私は円形状に広げています。
そこから気になるカードを取りだします。気になるカードなら何枚取ってもかまいませんが、後の作業を考えると6枚から7枚が上限でしょう。
落ちてきたカードは最優先で取ります。
カードの一枚引きでは、そのカードの情報に頼りすぎてしまい、真意を勘違いすることがありますので、おすすめしません。
現在、過去、未来と置き場所を決める方法も、やっていることは一枚引きと同じです。
残ったカードは束ねて、ケースに戻します。
気になるカードを表にして広げます。
だんだんすぐにわかるようになりますが、わからないうちは一枚一枚のカードの意味を重視し、説明は軽い意味で読みます。
その何枚かから、浮かび上がってくるストーリー、もしくはひとつのアイデアがあります。
わかりやすくするためには、ストーリー順にカードを並べ替えてみてもいいでしょう。
リーディングの結果は話してみても、書いてみても、どちらでもいいのでやってみると、明確にカードのいわんとすることがわかってきます。
そのようにまとめたらいいのです。
私だけかも知れませんが、リーディング中のことって、あまり覚えていません。
記録がないと大変です。
10人くらいリーディングをすると、だんだんコツがつかめてくると思います。
対人でやるよりも、質問をメールでもらってリーディングしてから返すほうが緊張感がないのと思考を集中できるので簡単です。
感覚的には、大きくはずれることはなく、神々の指摘事項に相手が驚くことは普通です。
繰り返し書いていますが、だから自分でやったほうが安心できるのです。
冒頭にも書きましたが、私達は常に霊的存在に囲まれています。
次元が違うから気づかないだけです。
そういう存在と接点をもつ方法は、こちらから助けを求めるということです。
上のふたつの方法とも、こちらから質問していますよね?
以上、ご自分でやってみるチャネリングの方法を書いてみました。