微弱電流治療

微弱な電流を体にとおすという療法はいろいろあります。
情報を集めているうちに、同様の療法に「ライフ周波数療法」というものにいきあたりました。
インターネット時代だからこそ、療法の詳細を知ることができるのです。

これを改善した「新ライフ周波数療法」があります。この療法は周波数を使いますが、通電はしない合法的なものです。
以下は参考のために残しますが、実際に使う場合は「新ライフ周波数療法」を試してみることを強くおすすめします。
合法的であることと、ノウハウを蓄積した少なくはない治療家が日本にいて尋ねる相手がいるからです。

「人体に弱い直流電流を流したり、人体の横で磁気パルスを発生する」 この一見無害とも見えるようなことで病気治療ができるということを研究したのが、Robert Beck博士であった。博士が研究を始めた発端は次のようなものであった。

1990年にニューヨークのAlbert Einstein医大学でWilliam D. Lymanと彼の同僚は微量な電流(50から100マイクロアンペア)によりシャーレの中でHIVウィルスが正常細胞の外側のたんぱく質層へ付着を50から90%弱めるように変化させられることが発見された。(Science News,March 30 1991 pp207)
それは慢性疲労症候群、肝炎やヘルペスBも陰性反応とできる可能性を示しており、さらに正常細胞はなんの損傷も受けないところが画期的だった。
また、磁気パルスの発生により誘導される電流により深く根付いたリンパや組織の病理、多くの病原菌、真菌類、バクテリアなども無害化することが発見された。彼の研究はUS特許#5,188,738となった。その方法は、機械を体内に埋め込むか、体の外に血をひっぱりだして循環させて電流をとおす方法だった。

ロバート・ベック博士はこの研究に着目し、微弱な電流による治療法の研究を始めまた。彼の研究は特許に抵触しないように、体に触れずに電流を起こすものとなった。

ところでベック博士は日本ではほとんどなじみがない名前だと思うので少し紹介しておく。

Robert,C,Bob,Beck, エンジニアリング学科学士・科学博士は1958年から1963年まではロサンゼルスにある民間防衛局(OCD)の核防衛の局長代理を務めた。海軍のために非常に高感度の磁気測定器を設計し、南カリフォルニア大学の大学院では専任講師も勤めた。彼はCES機器(脳に電気刺激を与える一種のリラクゼーション装置)である’ブレイン・チューナー’の開発者であり、設計者である。U.S.サイコトロニクス協会の役員を7年、会長(National President)を3年勤めた。ボブは現在ロサンゼルス地区に住み、エネルギー、ホリスティック医学、電磁エネルギーの健康や意識に及ぼす影響に関する問題に取り組んでいる。

以上、「パイレイ」5,6合併号MMエイト刊 26ページより

なお、2002年6月にこの世をさっておられる。合掌。
最初にベック博士が開発した機器は驚くべきことにHIV(Aids Vitus)や肝炎を治療したという。資料を私は急いで翻訳して雑誌「パワースペース1999 第21号(1995/7/12刊行)」の「超科学工作室」に掲載した。

ここにその資料を掲載する。


この装置は血液中のウィルスを無害化し、浄化してしまう画期的な装置です。しかも、安全であり、安価に作れてしまいます。このような論文は「意図的に隠され」なかなか一般の人の目に触れるチャンスがない、といわれます。(トンデモだという説もある)アメリカの’Heritage Institute’の会報に掲載されたものです。ベック博士は次のふたつの装置を提案した。ひとつは小型の電池式「血液浄化装置」である。原理としては0.67Hz程度にセットしたタイマーICにより作動するリレーによって0-36Vの範囲で電気パルスを人体に送り出す。電極は血液が表面に近い動脈をとおっているところ、例えば足の内側のくるぶしの骨の後ろにひとつ、反対側の足の同じ場所にひとつ取り付けることによって、血液全体に刺激を与える。これにより、バクテリアを無力化する。

もうひとつはとりあえず「磁気パルス発生装置」と呼ぶ。ストロボを改造して、コイルで非常に強い磁場を短い時間発生するのである。渦電流の物理現象・逆起電力(トランスと同じ、レンツの法則)により100マイクロアンペアから2ミリアンペア程度の電流を人体の深部の感染組織に起こす。これにより、体内のリンパあるいは他の組織に潜伏、病気の原因となっているウィルスを無力化、殲滅する。

血液浄化装置

簡単にいえば、電極があり、電池で24V程度が供給されています。その電極の極性をおよそ1秒ごとに切り替える装置です。この切り替えをしないと、直流ですから電気分解が起きてしまいます。

使用方法

次の点は注意してください。

  • 心臓ペースメーカーなどを使用している人は使ってはいけません
  • 電気パッドを皮膚病、傷、ケガ、発疹、または日焼けの上に置かない。
  • 出力を心地悪いレベルまであげない。すべての人が一様ではない。
  • 使用している間に寝込んではいけない。
  • 心臓をとおる可能性のある電流通路を作らないため脚部においてのみ使用する。

足で大きく脈打つ場所に電極を取り付ける。ツボとは無関係である。くるぶしの内側のちょっと下あたりがわかりやすい。電極をつけるところは石鹸やアルコール消毒綿できれいにする。水分はよくふきとること。一番脈を強く感じるところに左右それぞれに電極をつける。配線した後、パッドと電線をはずれないように粘着テープで固定しておこう。装置を複数の人で共用する場合でも、パッドを共用してはならない。また、装置稼動中は左右の足が接触してはならない。なげだすようにする。

約3,4週間、一日あたりおよそ8-20分の処置により、ベック博士の経験ではたいていの血液中のビールス、寄生菌、細菌なども無害化するという。つまり風邪すらも治るらしい。重症の場合は、患者に負担がかからないように処置時間を短めにし、多くの日数をかける。糖尿病などをもっている場合は、より長い治療期間が必要である。一回あたり、もっと長い間処置をして効果を早めることは可能ではあるが、過度の毒素排出反応が起きる可能性があるため薦められない。

磁気パルス装置

レンズ付きフィルムやイルミネーションのフラッシュ用回路では電流が弱すぎて使えない。普通のカメラに着ける中古のストロボを見つけて欲しい。

コイルはVHSテープを分解して中のリールを利用する。VHSテープのビスをはずして中からリールをひとつ取り出す。(どちらかにテープは巻き取っておこう)コイルを巻き安いようにプラスチック板ははずさない。それに16番の太さ(原書どおり。しかし電気工作で一般的に使う太さのものでよいと思われる)のエナメル線を130回巻く。はずれないように、巻き始めと終りは接着剤で固定する。念のためにビニールテープをコイルの上に巻いておくとよいだろう。エナメル線の両側は紙やすりやナイフでエナメルを剥ぎとっておく。

ストロボを分解するが、電気が溜まっていることがあるので、十分放電し、その上で取り扱いに注意する。フラッシュバルブとコンデンサーの間の電線をはずし、そこに新たに電線を取り付ける。電線の反対側にはもちろん先に作ったコイルを取り付ける。これで、新しく作ったコイルがフラッシュバルブと直列に接続されているようになる。接続部分にはビニールテープを巻き、絶縁する。ストロボを発光させるとコイルから強力な磁気パルスが発生する。コイルの真中にゼムクリップなどをおいておくと、飛び跳ねるはずである。

使用方法

血液浄化装置と同時に毎日、体の決められた位置で使う。もちろん心臓ペースメーカーの使用者は使用してはならない。それ以外の人は頭や胸にあてて使用しても安全であろう。コイルはリンパ節のあるところに押し付けて使う。

ベック博士の論文ではリンパ節の場所に関する指定はない。しかし、一般的に上半身でリンパ節のもっとも集まっているところはわきの下である。

ストロボを十分に充電させて発光させることを繰り返す。まぶしいので発光部分を黒い紙などでおおうとよいだろう。処置されている人はなにも感じないはずである。

いずれの装置で治療を行う際も重要なことは処置者に水をたくさん飲ませること。もし、十分な水の摂取を怠ると眠気、だるさ、吐き気などを感じることがある。使用前24時間はアルコールの摂取をしないこと。15分前にはきれいな水をコップに一杯は飲む。処置が終わったらさらに4杯以上飲む。これを1-3週間は毎日、続ける。これは大変重要なことであり、無視すると効果がない、という。

水をたくさん飲ませるという注意点を守っても装置を使用して頭痛、吐き気などの症状がでたら、使用時間を短くし日数をかける。もし、免疫システムがひどく傷つけられていたら、数ヶ月の間、完全に無害化を定着させるために処置を繰り返したほうがよいだろう。


以上がベック博士の論文と我々の装置製作経験をまとめたものです。なお、ベック博士は論文の転載を許可しています。

血液浄化装置はそれなりに再現結果もよく、驚くべきことに気功家が使用すると次のような体験を得ています。

血液浄化装置は家族や友人と試していますが、20分毎日行うと2日ほどで経絡が素直に通ってくるように思います。
ただ私が試している限りでは経絡を素直に通す反面、好転反応も強く出る機器のように感じました。
家族の声は「眠くてだるくてたまらなくなる」です。これも好転反応の1つのようで3日ほどで「脱皮したような感じ」になるそうです。

但し健康状態が比較的良好の場合ですが。 喫煙者だと痰や咳がしばらく続くようです。しかし私が付きっきりで隣で状態を見ているので、ラジオニクスのような効果も出ているのではないかと感じます。
(パッドをつけてしばらくしても何も感じないというので、私が足に触ってみると感じるようになった等)

血液浄化装置を使用している途中に仰向けに寝た まま手から発氣してみました。
すると日頃のようにうまく氣を練り上げることが出来ず、ただ熱い氣が体中から漏れる?ような感じで発氣し放しになりました。

表現が悪くて申しわけありませんが、感覚で言えば風邪などの高熱時におならをしたときのように力も無くスカーッと熱感が漏れるようなあの状態です。自動的に全身から抜けていく状態でしたので慌てて氣孔を閉じました。これは、足から頭までツボ刺激による気血循環法を長時間施法された際に感じる現象に似ていました。

しかしここまで激しくはありませんが。 まだ決めつけてはいけないと思いながらも、個人的には中国整体の代表的な気血循環法を長時間続けたときと似た作用があるのだと感じました。整体なら1時間かけて行う療法が、この機器を利用すれば体も動かさず短時間で気血が通るのかもしれないと感じた次第です。

考えてみれば西洋医学的な言い回しの「血液中のウィルスを殺す」…という件も、東洋医学の気血循環法の「ツボを刺激して気血を通し免疫を高める」…という件も文化の違いだけで同じ場所に立っているのかもしれませんね。

(続報)毎日使用していたのですが、使用を開始して5日目から今まで痛んだことがなかった胃の痛みに襲われ続けていました。
腸も、食べ物を変えたわけではないのにガスが異常に溜って、いつも腹が張った感じでベルトの穴を1つ変えなければならないほどでした。ところが一昨日くらいから食欲も増し、不規則な生活をしているにも関わらず、胃のもたれもなくなり尿の色も透明状態が続いています。
すこぶる調子が良いことに気がつきました。

また食欲がわかなくなりました。食べても調子に変わりはないのですが、食事を忘れるほど食欲の執着が体から消えています。 おかげで、最近太り気味だった体重が、現在では3キロ減になりました。
見た目はあまり変わっていませんが、体脂肪計で測定すると体脂肪がかなり減っていることがわかります。
また食事も自然に野菜や豆腐を食べたくなり、脂っこい食べ物がまったくと言ってよいほど欲しくなくなりました。私の使用方法は、血液浄化装置のスイッチを入れた後、氣の循環のイメージも併用しています。
単純に横になり装置に身を任すことが退屈だったために、足からの気血の循環イメージの瞑想を取り入れています。
時間は30分くらいです。

今は体も軽く感じるようになり、好転作用も終りつつあることを感じます。 確認のために昨日は病院で検査を受けました。血液検査の結果は1週間後ですが、胃カメラを飲んだ際に胃潰瘍の治った傷跡がありました。
血液浄化装置を使用する前までは、まったく自覚症状がありませんでしたので、未病だったのかもしれないと感じています。

さらに、驚くのがこの写真です。とある整体関係の方で職場にある血液検査装置で写真を取っていただけました!(Nさん、ありがとう)

左が何もしていない状態(飲み食いなし)でお昼前に検査したもの、ドロドロ状態です。

右がその検査後すぐ20分間血液浄化装置を使用してすぐ検査したものです。

やはりあきらかに違いが出て驚くばかりです!!水、サプリメントは一切飲んでいません。


なんと、西洋的な物理的解釈が東洋医学ではこのように捉えられるのでしょうか。

その後のベック博士の理論

その後ベック博士は次の4点による治療理論を編み出しました。

  1. 微弱電子療法は、血をきれいにする。医療研究機関によれば、体内の血流と微弱電流による方法はにている。ベックは人体の腕の動脈に電極で弱い電流を流す装置を開発した。
  2. 磁気パルスは細胞の電化させる彼の周辺でAIDSの人間に試すといい効果をえた。しかし、病原菌はリンパ節に隠れる。そこに効果をもたらすため、磁気パルス生成器を開発した。
    (これは、Sota社などから製品化されています)
  3. イオン化したコロイダルシルバー水。銀の帯電と消毒に意味を見出した。
  4. フレッシュなオゾン化された水をのむべきだ死んだ病原菌の毒素を排出するために多く飲む必用があるし、オゾンは毒を無毒化するのに多いに役立つ

なによりも、ベックの方法は家で費用をたいしてかけずに、密かにできることがいいのではないでしょうか。

ベック博士が最終的に開発した装置は初期の装置よりも電圧の低くなっていっています。

微弱電流による治療は人体に触れないため、気軽に試すことができます。

なぜ、微弱な電流により人を治療できるのだろうか?

実は微弱な電流を人体に流すという治療は、電気が知られる前の古代から行われてきました。例えば1世紀ごろLargus書記官が書いている。
「あらゆるタイプの通風には電気なまずが有効だ。 痛みが始まると足の下にしくことで、かなり治った。長年の頭痛も痛みを感じるところに電気なまずを治るまでおくことで、治癒する。」
Claudius Galenが書いている「それゆえ電気ナマズは頭痛に聞く、、、、痛みから開放され、、、、私が発見した」

20世紀になり、ジョージ・ラコブスキー(Lakhovsky)は、マルチウェーブオシレータ(Multiple Wave Oscillator)という電磁波を発する装置を病気治療に使用しました。ラコブスキーは次のように考えていました。

細胞の震動の振幅は特定の値になる、その目的は組織が他の微生物からの震動にまけないくらいの強さになるためのようだ。例えば、細胞が特定の周波数をもち、微生物が違う周波数であるとする微生物は細胞と戦いはじめ、それが病気の始まりである

ラコブスキーの装置は日本では入手できないとお考えの方が多いようです。
しかし、あらゆる周波数の電磁波を発生する方法は火花放電です。
具体的にはアーク灯です。電源を炭素棒でショートさせて光らせる、火花放電はありとあらゆる周波数の電磁波が出ます。無線の発明者マルコーニが作った電波の発生器も同じような火花放電でした。まず、アーク灯を試してみてください。

エド・スキリングは、ライフとラコブスキーに学んだ後、周波数は病原菌を殺すよりも、細胞を強化する方向に働いているのではないかと思いました。それでPhoton Sound Beamというものを作りました。名前どおり、光と音の周波数の療法をあてるものだったようです。
自然健康愛好家にウケたようで、最終的にはHarmonic Pulserという機器となりました。これは728Hzを発します。この周波数は細胞のDNAを強めるということで、Rifeがもっとも効果的だと選んだ周波数でした。(ソルフェジオ音階では、528HzをDNA強化としています。」

近年になり、Hulda ClarkはZapperという製品で30000Hzの電磁波を発生する装置を作りました。ハルダは毒を中和したり寄生虫を殺すのによいと思っているようです。

日本ではAWGというライフ周波数療法を真似た装置が作られ「劇的な効果」をうたいながらも、厚生省に検挙されました。当たり前です。違法ですから。

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