ラトルバック

不思議かつ、気が生成される?

URBAN SHAMANという本があります。ハワイの魔術、フナを伝えるカヒリ家のシャーマンが書いたシャーマンとしての初歩的な考え方やトレーニングを書いた本です。
日本語ではすでに絶版になっています。(Amazonでは見かけないので古本屋で見つけて転売するといいかも)が、英語版はまだペーパーバックで販売されていますがジリジリ価格が上がっています。

この中に「キマナ(Kimana)」という、ほとんど気に近い概念を出す機材についての記述があります。ピラミッド、クリスタル、オルゴンについての記述もありますが、おもしろいのがまわすことでキマナ(気)を発生するグッズ。

このグッズは、ラトルバック(Rattle Back)といわれています。回転させると、一方向には素直に回り続けるのですが、反対向きには少しまわってガタガタしながら(rattle)逆転し(Back)始めます。イヤイヤをするように反対に回るところが、何度やっても不思議です。
別名「ケルト(celts)」ともいわれ、古いアイルランドの墓から同様のものが出土されるといいます。これをケルト人がなにゆえ墓に埋葬したのかは考古学者にとっては謎です。

このおもちゃがURBAN SHARMANによれば、気を出すといいます。少し、翻訳します。

「生徒と話をしている時、私は突然後ろから体を貫くエネルギーの波を感じた。私は振り返ったが生徒の一人がラトルバックをまわしているだけだった。私は前を向いた。ふたたびエネルギーを感じ振り返るとラトルバックは回っていた。そこで私はラトルバックが回っている間は強いキマナ(気)を発生していることを理解したのだった。おもしろい例として、安いシャブリのワインの横でラトルバックを5秒ほどまわしてみた。たったそれだけで、ワインは年代を経た舌触りのいいワインに変わっていた。さらに有効な使い方のひとつとして、ラトルバックが回転している間、注視していると、あなたのオーラに健康的なエネルギーチャージを他のグッズと共にする。同じ効果を私はジャイロスコープからも発見している。

なんとも不思議なグッズではあります。

回してみたところです。

ラトルバックはAmazonでも普通に売られています。

工房こぼれ話

これを見つけるときは苦労しました。翻訳本には「ガタガタ」と書いてあり、なんだかわかりません。英語のペーパーバックをアメリカにいった時、本屋さんで原書を入手しててようやく正体がわかったのでした。
アーバン・シャーマンは日本でも熱狂的なファンがいると思います。以前、電車の中でボロボロのアーバン・シャーマンにびっしり線を引いてよんでいる女性を見かけたことがあります。このラトルバックも「長年の疑問がようやく解けた」というメールをいただいたこともあります。(どうして翻訳本は廃版になったんでしょうね?)

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