ユングが発見した個々人を超えた、共通の意識基盤のことをいいます。
もちろん触れるものではないし、物理的にどこに存在するかはわかりません。
ユングはこれを、精神病院の患者のつぶやきと、古代の宗教書の共通から発見しました。
ユングは集合無意識は、人に元からあるもので分類したものをアーキタイプ「元型」と名付けました。
元型は、神話に頻出します。
- 王(アニムス)
- 英雄(エゴ)
- 美しい正しい姫(アニマ)
- 賢者(知恵)
- 賢い老婆(グレートマザー)
- 愚か者(シャドウ?)
- 永遠の子供
これらを精緻にしたものは、タロットカードの大アルカナに通ずるものになります。
神話はこういう元型がいろいろなストーリーを織り広げると考えると、以外にパターンがすくなかったりもします。
最も有名なものは、ジョゼフ・キャンベルが指摘した英雄物語です
- Calling(天命)
予言からはじまり - Commitment(旅の始まり)
仲間を集め - Threshold(境界線)
外に出る - Guardians(メンター)
苦難の途中に賢者にあい - Demon(悪魔)
ボスキャラと戦う - Transformation(変容)
レベルアップ! - Complete the task(課題完了)
全クリ - Return home(故郷へ帰る)
エンディング
このワンパターンストーリを人物を入れ替えて繰り返すわけです。