ラジオニクス界の偉人(UKACO)

ユカコはとても有名なラジオニクス装置ですが、あまり資料がありません。ここでは主に、「植物の神秘生活(工作舎)ピーター・トムプキンズ/クリストファー・バード著」によります。

ユカコとは、アプトン(Upton),クヌース(Knuth),アームストロング(Armstrong)の3人の名前をとって設立したラジオニクスを農業に利用する会社であった。1950年代に設立され、成功報酬という方法で良心的値段で事業を行い、成果をあげていた。その方法がペンシルバニア州のヘンリー・M・グロス将軍の目にとまり援助をうけていた。多くの実績をあげたが、化学肥料会社の圧力、科学的な説明ができないことから圧力を受け、ついには閉鎖されてしまった。

彼らの装置といわれるものは、太陽電池を入力とし、その上に写真を置き、アンプ(当時は真空管アンプです)に接続されているものです。
エイブラムスが人体を接続しオームで表す数値を使ったのとは大きく異なり、ユカコマシンでは科学物質や試薬のサンプルを使用しました。

ユカコ方式では、対象とする畑のネガ写真を用意し、関係のない場所は切り取って捨てます。そのネガを装置にセットし、起こしたい反応のサンプルをさらに載せます。害虫駆除なら殺虫剤を載せます。
そして、装置のスイッチを毎日5~15分間作動させる。これを週に一度、生育期間中繰り返すのです。
この方法で、対象となった畑の農作物は元気になり、他の畑と大きく変わりました。
殺虫剤をセットすると、80~90%は除去されたといいます。

ラジオニクスが農業に応用され、2年以上事業そのものは成功裏に会社が運営されていたことは、我々の記憶にとどめておくべきことです。

この装置の再現はとても簡単です。アンプの出力にアンテナをつなぎ、入力に太陽電池をつなぐだけです。
商品化も考えましたが、お買い上げいただいた方に、現象の再現は難しいので断念しました。

 

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